ちょうど拙宅に中国のお茶とチョコレートがあるので、飲んだり食べたりした感想を書きますね。お茶はもともと中国伝来ですから、日本のお茶よりはるかに種類が多く、気候風土に合わせたお茶があると思います。なにしろ巨大な国ですから。
筆者はお茶の専門家でなく全然詳しくないのですが、縁あって中国東北部の地方都市と農村に滞在し、普通の市民生活を体験して来ました。それでお金持ちや外国人が買うような高いお茶は一切知りませんが、普通のお茶を沢山飲みました。
この緑色の缶のお茶は中国の友人にお土産に貰ったものですが。簡単な箱にこそ入っていましたが、日本だと缶の中身がこぼれないようにシールがしてあったり、さらに真空パックやビニール袋に入っているかと思います。少なくとも日本人だとそういう想像をする前提が常識的にあるのですが、このお茶の場合はそれらが何もなく、缶のフタを開けたら、あやうくお茶をこぼすところでした。
その辺のパッケージに対する考慮と気配りの差が実はかなりあって、例えば日本でミネラルウォーターを買ってフタを開けても中身はこぼれないですが、向こうでミネラルウォーターを買ってフタをそのまま開けると一杯に詰めてある水がかならずこぼれます。つまり日本では一杯になる手前までしか中身を入れていないのです。日本人はまず自分の衣服に水をこぼすことになります。
肝心のお茶ですが、日本茶の緑茶のような蒸した深い味わいはなく、ややピリピリとした感じでまったく味が違います。正しい飲み方を知らなくて言っているのですが、日本人が中国へ行って普段の感覚でお茶を飲むと全然味が違うという話です。
この缶にはお茶の名前は全く無しです。箱は捨ててしまいました。
カーキ色の缶は菊のお茶で、いわゆるハーブティーだと思います。これは家内が日本にいる中国人の友人に貰ったものです。「童子菊 胎菊王」と書いてあります。こちらは日本人にも飲みやすい味でした。缶の中にビニールの内袋があって、乾燥した花を5~6個、ティーポットに入れれば十分な味と香りがします。産地は浙江省ですから、上海の南の方ですね。缶には浙江省○○市まで書いてあるのですが、日本にない字なので諦めます。
おまけの話題はチョコレートです。これも、中国東北部のある都市でお土産に買ったものです。一般的に日本のチョコレートの方が全然美味しいと言われていて、中国へ行く際に沢山買って行ったことがあります。で、このチョコレートですが、そう不味いということもなかったです。