府中市の郷土の森博物館で保存されている木造の小学校です。年配者ならば誰でも郷愁を誘われる懐かしい建物ではないでしょうか。
そして、校庭には必ずと言っていいほどサクラの木があって春の一週間ほどサクラの花びらを散らせます。学校によっては、背中にシバかマキを背負って歩きながら本を読む二宮金次郎の銅像があったりします。
サクラの季節は別ですが、木造の校舎はモノクロ写真がよく似合いそうですね。小さな格子のガラス窓もレトロな感じです。そう言えば戦前から戦後にかけて省線(国電ではなく、鉄道省の省線)などの木造電車の窓ガラスも小さなガラスでした。これは大きなサイズのガラス取りが難しかったと聞いています。
こうして見ると小さな格子のガラスはレトロな建築のシンボルかも知れませんね。
