これがジンギス印のジンギスカン鍋全景です。七輪のように炭を燃料として遠赤で焼けた美味しい肉がいただけました。
ところでジンギスカン鍋の語源はと言うと、どうもジンギスカン(チンギス・ハーン)とは全然関係なくて羊肉料理から連想した日本人の命名のようですね。
まさか、自分の名前がこういう形で残ろうとは、かつて草蒙のモンゴルから出でて中国全土を席巻した遊牧民の長は夢にも思わなかったでしょうね。
密集集団を以て対戦相手を馬蹄に踏みにじった騎兵の歴史はギリシャのアレキサンダー大王、プロシアのフリードリッヒ大王、ロシアのコサック騎兵と枚挙にいとまがありません。フビライの代に日本に襲来したモンゴル軍に鎌倉武士が単騎ずつ挑んで苦戦したのは当然です。もし神風が吹かなかったら元の時代に日本は中国に占領されていたでしょうね。
