昨日の大晦日に近くのスーパーで見た焼酎です。お酒の味や銘柄の話でなく、ラベルに記載されている「世界自然遺産の島」って何かおかしくありませんか?
つまり、このお酒の作られた鹿児島県の屋久島は世界自然遺産に指定されていて、小生はそれを全然否定するものではないのですが、世界遺産という名前をブランドのように商売上に使うのは何か勘違いしていませんか?
この辺の認識はもしかしたら氷山の一角であって、たとえばある地域が世界遺産に指定されることを強く願っている人達は、これをブランドのように利用しようと企んでいませんか?
自然や遺跡の保護が本来的目的であるならば、たとえ世界遺産に指定されなくても、本来の目的を続ければいいのです。それが、世界遺産登録の可不可によって選挙の当落のように一喜一憂していること自体がおかしいのですから。つまり世界遺産の指定は結果であるはずで、目的ではないはずですよね。
ちなみに小生は富士山の世界遺産登録には反対です。ゴミだらけの観光地がどうして世界遺産なのですか?単に遠くから見ると美しく見えるからなのですね。

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