先日、庭のクンシランの土を全部入れ替えました。どうも通気性の良くない土を使っていたので、大きなクンシランも根がスカスカで弱っていました。元気なときの根は植木鉢からあふれてしまうほど太い丈夫な根で、株分けするにも手でほぐれなくてハサミで切らざるを得ません(僕の友人はノコギリで切っているそうです)が、弱ってしまうとスカスカの根がボロボロと取れてしまうほどでした。
クンシランを何年も育てていますが、のポイントは赤玉土のような大粒の土を用いて通気性を良くすることと、陽当たりの調節だと思います。以前、通りがかった街で見た店先のクンシランは可哀想に夏の直射日光にさらされて完全に葉が焼けていました。きっとお店の方は陽当たりの良い場所に出してあげた方が良いと考えたのでしょうね。
とりあえずの目標は実が赤く熟してから種を取り出すことですが、一本しかない珍しい黄色のクンシランの種をぜひとも収穫したいと思います。ついでに書くとクンシランを種から育てるとひどく時間がかかる上に経験上は発芽率が低いです。何より種を植えて芽が出るまでに一ヶ月かかったこともあって、一体芽が出るのだろうか?と最初は心配でした。早く大きくするにはやはり株分けですね。

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