これは納豆のパッケージですが、実は中国製の納豆の包みです。中国東北部の吉林省の企業が日本の納豆を真似て作ったものです。日中両国の関係はご存知の通りですが、こと食べ物に関しては相互理解が進んでいるようです。日本に来た中国の方は皆さん、空気も水も日本の方が健康に良い、と認めて下さっているようです。特にお腹の健康に良い食べ物はヨーグルトと納豆という理解が深まりつつあります。この納豆の製造企業もその変更を狙って売り出したに違いありません。それで、味の方は残念ながら日本人の食感からするとまだまだです。コピー天国の中国ではデジタル物こそ簡単に複製されてしまいますが、食べ物の味についてはそう簡単には真似出来るものではありません。
この納豆は、この夏、中国東北部の地方都市で行われた世界の物産展で手に入れたものです。中国の皆さんが健康に良いと認めざるを得ない日本の食品、日本が生き残るキーポイントになりそうですね。

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