映画「猿の惑星」のポスターです。このポスターはスペイン語圏でしょうか。小学生のとき、初めてこの映画を見たときの衝撃をよく憶えています。猿が人間の恰好をして馬に乗り、人間を追い回すなんて、あってはならぬことでした。
それにしても、当の馬たちはこの猿が人間だと見破っていたのか?それとも今後は自分達の飼い主は猿に変わったと考えたか?一体どちらなのでしょうか。馬にはそれくらいの思考知能はありそうですね。
この映画が公開された頃は主演のチャールストン・ヘストンの全盛期で「ベン・ハー」や「十戒」で意志の強い正義のヒーローを演じる姿が、それまで知らなかったアメリカ映画の楽しさを教えてくれたように思います。その後のヘストンは銃規制に反対する全米ライフル協会の会長になってしまったので好きではありませんが。
「猿の惑星」はSF映画の金字塔と言われていますが、人類と地球の未来が映画のようにならないことを祈るばかりです。

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