ここは拙宅から歩いて10分程のところにある野菜の無人販売所です。冬こそありませんが、他の季節は地元の野菜が並びます。すぐ近くのお宅の庭や畑で採れた野菜です。たいてい一袋100円で売られています。
ネギ・ジャガイモ・シシトウ・ピーマン・小松菜・エダマメなどがありました。夏はトマトが並ぶのを楽しみにしています。身軽な自転車での散歩にも小銭とビニール袋をポケットに入れて出かけます。
こういう販売所を知っているのが嬉しく楽しく思っているのですが、いつしかそのうちに無くなってしまっていて残念に思ったりします。心ひそかに応援して財布の1円・5円は余計に入れて寄付しています。
昨日、あるセミナーの先生が、自分は東北の人間なのだけれども「東北の人は、春・夏・秋・冬ではなくて冬・春・夏・秋が順番だと思っている」とのお話をされました。「寒く辛い冬の季節が長く続き、それから待ちに待った春が訪れる。ウメもモモもサクラも全部いっぺんに咲いてまさに桃源郷になる。これが東北の人の心の原点なのです」だと仰いました。なるほど、そうなのですね。


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