今日は雨で日記の題材にも詰まってきたので、一昨年に行った中国東北部の写真を載せます。ブログのタイトルがウォーキング・ハイキングにしてあるのにいつも日記ばかりですが、中国の話は面白いと思います。今後、ときどき載せていきますね。
吉林省の長春市からクルマやバスで何度か田舎の農村地帯を旅したときの話です。一般に中国の地方都市の道路は路面が悪く日本の比ではありません。農村の道路は爆撃後の状態で大穴があちこち開いています。
地方都市の道路でも段差があって、日本で言うと工事中のような路面です。高速道路も日本で言えばかなり補修が必要な路面です。傑作なのは、高速道路でモノ(スイカやウリなどの果物、筆者が訪れたのは7月)を売る住民がいくらでもいることです。何しろ、クルマが百数十キロで走っている高速道路の路側でパラソルやイス、台を並べて果物を売っている農民がいるのです。
あと、写真には撮れなかったのですが、高速道路の中央分離帯には焼け焦げたクルマの残骸が・・・。つまり、事故車を見せしめに晒しモノにしているのです。今後は事故が起きないように。
あるいはひょっとしてそこが事故地点で、事故車を片付けるのが面倒なのもあってそのまま放置しているのかも知れませんが。この晒しモノを数回見ました。
最後の写真は何だと思いますか?実はこれ、地方のドライブインのトイレです。一応、三方向に壁?がありますが、開放状態です。
下は穴が掘ってあって、ウンチの海になっています。日本の女性が見たら即気絶することでしょう。男性でもかなり抵抗があると思います。何か落したら最後でしょう。大小いずれも可能なようにスノコに板が渡してあるだけで、この板も清潔とは言いがたく、もちろん足をすべらせたら一巻の終わりです。同乗者の中国の青年たちも都会では水洗トイレに慣れてしまっているので、さすがに顔をしかめていました。
筆者も息を詰め、目の焦点を海に合わせないようにして用を足しました。地方のトイレはこの二千年進化していないようですね。




PR