またまたHIKER誌の公告から秩父電鉄の頁です。当時、天然色と呼んでいたカラーの頁ですが、写真に写っている人物の服装装備で時代が分かりますね。もちろん今でも麦わら帽子はありますが山で被っている人は少なくなりました。
それにしても、夜行日帰りのコースに雲取山と両神山があるのは驚きですね。よくよく考えたら、当時の日本は土曜日も仕事の会社が圧倒的で、今のように土日休みは一般的でなかった気がします。
そうした社会背景の中でなお山に楽しみを求めて繰り出した多くの先輩ハイカーの皆さんに敬意を表したいと思います。ちょっと僕には雲取山の夜行日帰りは考えられない冒険のように思えます。

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