偶然出かけた先でスバル360の残骸を見つけました。ドイツの国民車ワーゲンにも似た愛らしい丸いデザインのスバル360は昭和30~40年代に発売され、一世を風靡しました。小生の小学校や中学校で何人かの先生が乗っていたのを思い出しました。
ついでの思い出は、中学校のときに学校で高熱を出し、先生のスバル360の後ろ座席に横になって半死半生で家まで運んでいただいたことです。あらためて見るとこんなに小さなクルマだったのですね。
今は雨ざらしの鉄屑となってしまったこの2台のスバルもかつて半世紀前にはオーナーの夢とロマンを乗せて走っていたことでしょう。モノ言わぬこの鉄屑にも人と同じく人生の歴史と悲哀を感じます。ボロボロになるまで、とは言いませんが、与えられた人生は一生懸命生きたいものです。

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