昨日、ニュースを見て大鵬親方の死去を知り、大変悲しい思いをしています。先月、群馬県のあるホテルで横綱大鵬の優勝額を見たばかりです。大鵬親方は昭和の大横綱で人格高潔な偉人でした。自分も病に倒れながらも、毎年献血車を全国に寄付されたと聞いています。大変頭が下がる思いです。
それに比べ、同じ横綱でも平成の大馬鹿横綱「朝青龍」のような門外の無頼漢は本来的に大相撲を日本の国技として理解していませんでした。彼は早く言えばスポーツで金稼ぎに日本へ来ていたのです。そもそも、大相撲に外国人を入れても日本の国技たる由縁や伝統を理解出来ない気がします。人気集めに外国人を入門させるのはもう止めたらどうでしょうか。朝青龍の件で協会は猛省すべきです。
相撲と別のスポーツでもなぜ外国人を輸入して成績を上げることが許されるのでしょうか。体格や身体的特性に勝る彼らが良い成績を上げることは自明の理ですが、高校駅伝でアフリカ勢ばかり走っているのは強い違和感を感じます。そんなに自校の成績を上げて、自分の給料まで上げたいのでしょうか。日本に連れて来られた選手は冬の寒さの中でも走るしかありませんから、輸入した学校関係者にモノ申したいです。
スポーツと金の問題を考えるとき、今後もずっと大鵬親方のことが脳裏に浮かぶことでしょう。大鵬親方のように、毎年献血車を寄付するような清廉潔白な偉人はもう現れないのでしょうか。

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