映画「キリマンジャロの雪」は1952年のアメリカ映画です。初めて見る前にはアフリカの高峰キリマンジャロの冒険探検映画かと思っていたのですが、グレゴリー・ペック演じる主人公ハリーの回想録だと分かりました。原作者がアーネスト・ヘミングウェイですから、おそらくは彼の過去の経験経歴が含まれているのではないでしょうか。原作は読んでいませんが、映画は原作とは違って救援隊が到着してハリーが生き延びる結末になっています。原作では亡くなるらしいですね。ヘレン役のスーザン・ヘイワードも病気のため50代で亡くなりましたし、原作者のヘミングウェイはご存知の通り自殺しています。映画に関わる人々の数奇な運命の一部を凝縮したような作品でした。
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