写真のアルバムを整理していたら、昔のテレホンカードが出て来ました。箱根金時山の金時おばさんと息子のカードです。今年登った際、暫くぶりに二人を見かけました。10年前はネイティヴなアメリカインディアンそっくりだったおばさんはさすがに年を取り、息子の金太郎は中年になっていました。驚いたのは、小屋の前に腰を下ろした登山者に向かって息子がギャーギャー吠えていたことです。つまり、小屋の前のベンチは小屋のものだから、勝手に座るな!何か注文してくれ!営業妨害だ!と山頂一帯に聞こえる声で怒鳴っていたのです。理屈はそうだけれど、言い方があると思います。どうも、世間知らずの金太郎お坊ちゃんは金儲け第一の守銭奴になってしまったようですね。もう二度とあの小屋には入りません!もう一軒の小屋に入ろうと思います。それにしても金太郎は少しおかしいのではないかという気がしました。

PR