「プライベート・ライアン」(Saving Private Ryan)は1998年のアメリカ映画です。第二次世界大戦のノルマンディー上陸作戦を舞台に、1人の兵士の救出に向かうレンジャー大隊の分隊のストーリーです。冒頭の上陸作戦の描写が映画史に残るほどすさまじいものでしたが、ライアン一等兵を救出するストーリーとなって以降、通訳として分隊に加わったアパム伍長の行動に観客の意識は移ります。つまり、アパム伍長は臆病な性格で視聴者のフラストレーションを呼ぶ存在なのです。彼の行動に視聴者はイライラし、焦燥を感じ、また同調したりします。戦争を通じて人間の性格描写を極めて効果的に表現した映画と言えるのではないでしょうか。
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