映画「ガス燈」には1940年の英国版と1944年の米国版があり、イングリッド・バーグマンがアカデミー主演女優賞を受賞したのは米国版です。ロンドンのソーントン街にガス燈の灯る頃、この町を後にしイタリア留学に向かう主人公のポーラ(バーグマン)ですが、彼女の叔母は何者かに殺され、事件は未解決でした。彼女は新天地で恋をし、作曲家のグレゴリー(シャルル・ボワイエ)と結婚します。彼は彼女の育った家に関心を持ち、そこで暮らしてみたいと言うので、ポーラもロンドンで再び生活を始めますが、夫に「物忘れや盗癖が目立つ」と指摘され、自分がおかしくなったのだと思い込み、不安に苛まれるようになっていくというサスペンスです。
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