筆者の好きなドイツ人俳優の一人が、このヴォルフガング・プライス(Wolfgang Preiss)です。ヴォルフガング・プライスは1910年生まれで30年代にすでに初舞台を踏んでいました。大戦時はドイツ国防軍から兵役の免除を許されたようです。戦後60年代からはアメリカなどの海外作品にも積極的に出演し、フランク・シナトラ、バート・ランカスター、ウィリアム・ホールデン、リチャード・バートンなどと競演しました。特にドイツ軍人の役を抜群に演じて高い評価を受けました。写真は「遠すぎた橋」で、西部軍総司令官ゲルト・フォン・ルントシュテット元帥(Gerd von Rundstedt)を演じるヴォルフガング・プライスです。

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