「エデンの東」(East of Eden)は1955年のアメリカ映画で、ジェームズ・ディーンの映画初主演作です。エデンの東とは、旧約聖書の一節に出てくる言葉です。カリフォルニア州サリナスに住むトラスク家の若き次男ケイレブ(ジェームズ・ディーン)の生き方・悩みを通して家族愛を描いた作品です。ジェームズ・ディーンはこの作品で名実ともに一躍大スターとなりました。ジェームズは卓越した演技で若者の鬱屈や反抗を端的に表現し、多くの若者のシンボルとなりましたが、わずか4年、数本の映画に出演しただけで、自動車事故で亡くなりました。